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NGOオイスカ60年を追って 世界に類のない「子供の森」計画|羅針盤 主幹 荒木光弥

国連が認める活動へ 今回は、創設60周年を迎えた日本を代表するNGO、(公財)オイスカ(OISCA)を筆者の視点で取り上げてみたい。今では、政府開発援助(ODA)においても、NGO部門として人材育成などで重要な役割を果たしている。 オイスカ...
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大陸部東南アジアの要衝タイ 「自由で開かれたインド太平洋」の要か|羅針盤 主幹 荒木光弥

中国の戦略が見える地図 ここに2019年8月に撮影された一枚の地図を掲載する。この地図(大陸部東南アジア)は、中国・昆明発でインドシナ半島を南へ縦断するもので、20年3月に発行された「アジアの新たな地域秩序と交錯する戦略―タイとCLMV・中...
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ベトナム援助の裏側を見る 「反汚職闘争」という名の政治改革|羅針盤 主幹 荒木光弥

不規則なベトナム援助 今回は政府開発援助(ODA)を切り口にして、ベトナム社会主義共和国の内側に目を向けてみたい。ベトナムは、中国の政治、経済の影響を受けやすいインドシナ半島の一角にあって、タイと共に中国と一定の距離を保っているASEANの...
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アジア・ダイナミズムの再考 原教授の「アジア研究」を追って|羅針盤 主幹 荒木光弥

アジア研究プロジェクト 筆者は、4月5日に急逝された政策研究大学院大学(GRIPS)の原洋之介教授と、最近のアジア研究があまりにも細分化されすぎているのではないか、といった議論を交わしたことがあった。例えば「国別研究」と言っても、個別の特殊...
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経団連の政府への要望 戦略的インフラ輸出の促進|羅針盤 主幹 荒木光弥

71兆ドル世界市場か (一社)日本経済団体連合会(経団連)は3月、日本政府に対して「戦略的なインフラシステムの海外展開に向けて」と題する2020年度版の提言を公表した。主な内容は(Ⅰ)環境変化を踏まえたインフラシステムの海外展開の推進、(Ⅱ...
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問われる国際競争力 開発コンサルティング業界|羅針盤 主幹 荒木光弥

アジアでも劣勢の日本 (一社)海外コンサルタンツ協会(ECFA)は最近、小冊子の「TheVision2030」を作成した。筆者はその巻頭の「国際場裡におけるわが国コンサルタントの立ち位置」に驚愕し、大きな衝撃を受けた。それが今回の論点である...
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