羅針盤 地域着眼の「官民連携」援助 ODA実感が各地に浸透するか|羅針盤 主幹 荒木光弥 援助としての中小企業技術 関東が異常な大雪に襲われた翌日(2月15日)、三重県津市で「中小企業海外展開支援セミナー」が外務副大臣、三重県知事も出席して、外務省、国際協力機構(JICA)中部の主催、三重県、日本貿易振興機構(ジェトロ)三重の共... 2014.04.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 政府開発援助はどこへ行く 注視される外交政策的活用|羅針盤 主幹 荒木光弥 高所得国にも無償適用か 政府は無償の資金援助を政策的に活用することを検討している模様である。 もっと正確に言うと、外交政策的に活用するということは、これまでの無償資金は所得水準が低く開発資金の借入れ能力のない開発途上国を対象にしてきたが、こ... 2014.03.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 受け身型援助から提案型援助へ 要請システムの矛盾を突く|羅針盤 主幹 荒木光弥 要請システムの工程ロス 開発援助の考え方やあり方が国際的に流動化している。今回は日本の開発援助の要請主義に言及してみたい。 この問題は日本の開発援助改革の根本問題であると久しく言われながらも、これといった見直しもなく今日に至っている。要請主... 2014.02.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 アジアの頼れる相談役“日本” 軍事大国でないことが条件|羅針盤 主幹 荒木光弥 軍事大国を目指さない日本 新年おめでとうございます。 新年の開幕は雁(がん)の話からです。 日本の晩秋に北方から渡来し、翌春に再び北方に飛び去る雁の群れは、見事な飛行編隊を組んでいる。その先頭には必ず群れを目的地に誘導するリーダー格の雁がい... 2014.01.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 円借款協力の落とし穴 ベトナムのカントー大学強化|羅針盤 主幹 荒木光弥 戦略的な大学協力 外務省国際協力局は、本年度12回目の「開発協力適正会議」を10月29日、公開方式で開いた。準備調査開始前に討議の対象になる援助4案件のうち3案件は円借款案件であった。本来ならば、3案件のうち2件は無償資金協力か技術協力、あ... 2013.12.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 “互恵”という新しい援助時代へ 問われる「国民の利益」という視点|羅針盤 主幹 荒木光弥 ODAの国益をめぐる論争 2年前だったか、参議院国会議員政策担当秘書研修会で国際協力の国益的視点の話をしたことがあった。 その国益的視点とは次のようなものである。(1)日本の長期的で総合的な外交戦略からの視点(たとえば、地政学的な視点からの... 2013.11.01 羅針盤荒木光弥