羅針盤 “ODA聖域”の完全破壊か 狙い撃たれたJICA仕分け|羅針盤 主幹 荒木光弥 “革命裁判”のような会場昨年11月に続く第2弾の行政刷新会議「事業仕分け」が4月23日に実施された。第1回は東南アジアへ出張中で仕分けの現場に立ち会うことができなかったが、今回はJICAの仕分けなるものをじっくり取材できた。しかも、一般傍聴... 2010.06.01 羅針盤
羅針盤 海外の激しい大型インフラ受注バトルと新しい「開発ファイナンス」制度設計|羅針盤 主幹 荒木光弥 JBIC分離独立への機運日本政策金融公庫からJBIC(国際協力銀行)を分離独立させる仕掛けが始まっている。ここでは、なぜ分離されなければならないのかを、制度疲労を起こしている円借款協力のあり方も絡ませながら考えてみたい。論点は大規模なインフ... 2010.05.01 羅針盤
News 中国からのグーグル撤退と今後の世界|顧問ブログ(荒木) グーグル撤退に無反応のヨーロッパ中国から米国のグーグルが撤退した。大きな理由は中国側の情報の検閲で言論の自由が失われたことです。確かに、日本の憲法にも言論の自由が保証されています。 2010.04.05 News
羅針盤 新時代の国際協力とは テレビ報道側の問題意識|羅針盤 主幹 荒木光弥 ハコモノ援助への誤解3月1日の夜8時から10時近くまでのBSフジの番組・プライムニュースは、「日本のODAの実態は-大島元国連大使に問う国際貢献の課題と展望」と題して正面からODAの実態に迫ろうとしていた。ゲストとして大島賢三・JICA副理... 2010.04.01 羅針盤
News 外務省、JICAのODA事業仕分けで終わってはならない! 財務省の国際金融のマルチが残っている|顧問ブログ(荒木) 聖域ではないODA民主党政権は、ODA関係の事業仕分けに際して「ODAも聖域ではない」と言って切り込んできた。ところが、減少一方のODAは財政的にはすでに聖域ではなくなっているんです。たしかに1970年代から90年代までの聖域時代は、国内予算の伸び率に関係なく、特別扱いでODA予算は増えました。だから、予算を要求する国内各省から見ると、一種の聖域に映ったわけです。 2010.03.31 News
News ストック型援助とフロー型援助|顧問ブログ(荒木) フロー型援助の問題点現在の日本の政府開発援助(ODA)の一般会計予算規模(政府原案)は約6,200億円で、24年前の水準に戻っています。単純に考えれば、日本の国力が24年前の水準に戻ったような感じを受けますね。果たしてこの水準でよいのか。国益としての政府開発援助を考えた場合、海外のあちこちで、国益確保で支障が発生するように思うんです。 2010.03.24 News