羅針盤 中小企業海外展開支援 さらなる制度改善を|羅針盤 主幹 荒木光弥 ASEANへの入口―沖縄 3月9日、沖縄を訪ねた。目的は政府開発援助(ODA)の一環として2012年から国際協力機構(JICA)が事業展開している「中小企業海外展開支援」の事業主と懇談し、支援事業の在り方を評価するためであった。 沖縄県は1... 2017.05.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 経済成長が伸び悩む中で求められる「ODA意識革命」|羅針盤 主幹 荒木光弥 インフラ・トップ外交 安倍首相のトップセールスは、今や驚きを超えて敬意を表したくなる。2013年から15年までの3年間で98回も外国訪問しているからである。 中でも人びとを驚嘆せしめたのは、15年12月の日印首脳会談で、日本の新幹線システム... 2017.04.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 “信頼は国の宝” インフラ輸出と円借款|羅針盤 主幹 荒木光弥 先祖返りの円借款 (一社)海外コンサルタンツ協会(ECFA)の新年会が1月10日に催された。まず慣例通り、国交省、経産省、外務省の順で関係省の挨拶から始まる。今年は各省ともに口をそろえてインフラ輸出を強調し、その輸出振興にとって政府開発援助... 2017.03.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 「歌を忘れたカナリヤ」か JICAは本命の人づくりを忘れていませんか|羅針盤 主幹 荒木光弥 インフラとマンパワー 国際協力機構(JICA)の円借款部門は、政府のインフラ輸出戦略に応じようと、その有望案件探しに四苦八苦の有り様だ。 そのために、にわか仕込みの案件調査を懸命に続けているようだが、有望な案件はそう短兵急には発掘されるもの... 2017.02.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 米国のトランプ現象は対岸の火事でない グローバル化政策への警鐘か|羅針盤 主幹 荒木光弥 先進国の貧富の格差 謹賀新年。 今年は米国のトランプ現象を引きずりながらの年明けになった。日本にとってもかなり厳しい新年になりそうだ。それは日本が戦後、自由貿易を国是としてきた“グローバル化政策”に警鐘が鳴らされているからである。 トランプ... 2017.01.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 新時代のASEAN 追いつけない日米の対応力|羅針盤 主幹 荒木光弥 巨大市場の中国 今年は日本とシンガポールが外交関係を樹立してから50周年目に当たる。だが、何か淋しい。それは、シンガポール建国の父・リー・クアンユー初代首相の姿を見られないからであろう。この都市国家づくりの天才は昨年3月23日、91歳で天寿... 2016.12.01 羅針盤荒木光弥