羅針盤

宇宙船地球号への警告 求められる新たな国際協力|羅針盤 主幹 荒木光弥

われら共有の未来新年おめでとうございます。2020年は動物由来と言われる新型コロナウイルス感染症で世界中のあらゆる人間活動が麻痺状態に陥った。ところが、一方では皮肉なことに、世界中の人間活動を鈍らせたために、地球にかかる負荷をわずかでも減ら...
羅針盤

“経済協力の司令塔”を構築 安倍前総理大臣の功績を追って|羅針盤 主幹 荒木光弥

トップ・セールス安倍晋三氏は令和2年(2020年)9月16日、体調不良を理由に内閣総理大臣を突然辞任した。そこで、今回は安倍氏の外交功績と、対外経済協力に関する足跡にスポットを当てることにした。まず最大の功績は「自由で開かれたインド太平洋」...
羅針盤

これからのODA戦略保健医療協力を考える|羅針盤 主幹 荒木光弥

病院協力の模範国ベトナム新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で保健医療協力が政府開発援助(ODA)最大の関心事になっている。国際協力機構(JICA)の北岡伸一理事長は去る7月7日付けの日本経済新聞で「保健医療協力の国際協力をリードしよう」と...
羅針盤

大いなる矛盾と詭弁を感じる習近平国家主席の発言|羅針盤 主幹 荒木光弥

AIIBは新しい模範かアジアインフラ投資銀行(AIIB)の年次総会が7月28日、新型コロナウイルスの影響を受けてオンライン方式で開催された。開幕にあたって、中国の習近平国家主席は開業から4年を経たAIIBに対して「良い立ち上がりを実現した」...
羅針盤

円借款協力の実像を追って 貸付残高12兆3,000億円|羅針盤 主幹 荒木光弥

地域的な信頼関係の証日本政府は7月20日、新型コロナウイルスの“感染対策外交”として、90カ国にも及ぶ開発途上国に対し、機材を中心に医療支援(無償資金協力ベース)を行うことを明らかにした。これを高く評価する人びとは、中国の「マスク外交」より...
羅針盤

JICAの歴史的快挙 職員出身の副理事長誕生|羅針盤 主幹 荒木光弥

失われた既得権益臥薪嘗胆すること70年あまりと言えば、少々大げさな言い方かもしれないが、去る5月、国際協力機構(JICA)に待望のプロパー(職員)出身の副理事長・山田順一氏が、理事昇格という形で誕生した。とにかく、今回の人事はJICAという...
PAGE TOP