羅針盤

護送船団方式のインフラ輸出か 懸念される民間の国際競争力|羅針盤 主幹 荒木光弥

受注拡大の課題 (一社)日本経済団体連合会(経団連)は、3月20日付で2017年度版の「戦略的なインフラシステムの海外展開に向けて」と題する提言を発表した。 第1部は、インフラ海外展開に関する政府の取り組みと官民連携。第2部はインフラ輸出先...
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中国に翻弄される太平洋島嶼国 戦略的要衝―パラオの危機|羅針盤 主幹 荒木光弥

戦略的要衝 日本は現在、明治150年を迎えている。さて、周知の「天気晴朗なれど波高し」とはロシアのバルチック艦隊との日本海海戦で東郷元帥が発した第一声である。ところが、現在ではロシアに代わって中国が台頭し、東シナ海から太平洋へ戦略的な膨張政...
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前代未聞のJICA資金ショート事件 ODAを支える者たちを泣かしてはならない|羅針盤 主幹 荒木光弥

実態は不明 国際協力機構(JICA)に前代未聞の資金ショートが昨年9月頃から発生し、その事実が10月、11月、12月で顕在化して、週刊誌『サンデー毎日』が12月17日号で「国際協力機構“資金不足”に?―“受注60億円減る”業界団体悲鳴」と初...
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「今のODAはもう古い」 新しい市民感覚による再構築を|羅針盤 主幹 荒木光弥

日本発信の国際協力 新年おめでとうございます。 昨年は本誌創刊50周年を記念して、「変わりゆく世界とこれからの国際協力」というテーマで小論文コンテストを催した。応募してきた論文には、変わらなければならない国際協力への市民感覚が詰め込まれてい...
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「タグボート」援助論 プロジェクト発掘者を求む|顧問ブログ(荒木)

水先案内人 外務省国際協力局長の佐渡島氏は、今、しきりに開発協力における“タグボート論“を語ることが多い。ご存知のように、タグボートは狭い水路を航行する大型船が安全運航できるように誘導して、水先案内する小型船舶である。東京湾では、横浜港から出航する大型客船やタンカーの水先案内をする姿を見かける。
荒木光弥

現地日系企業から見たアジア的R/Dの行くえ|顧問ブログ(荒木)

ガジャマダ大学の実用型研究 11月21日から4日間、日本政府のODAで支援しているSEED-Net(ASEAN工学系高等教育ネットワーク)の有識者会議の一員としてタイのバンコクを訪ね、モンクット王工科大学、チュラロンコン大学、泰日工業大学などで意見交換する一方で、ジェトロ・バンコクセンター、在タイ日本人商工会議所などを訪問して、実業界から見た日系企業の経営戦略などを聞きました。
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