羅針盤 国際コンサルティング企業への道 新しい市場開拓への発想転換を|羅針盤 主幹 荒木光弥 欧米の幅広い領域「90%:10%」。これは周知のことと思うが、世界の資金移動を示す比率である。90%が民間資金、10%が公的資金。10%には世界銀行などの開発資金、先進各国の援助資金などが含まれている。これら資金の多くは、新興国はじめ多くの... 2018.07.01 羅針盤
羅針盤 注視される中国の援助省構想 「一帯一路」戦略の一環か|羅針盤 主幹 荒木光弥 モデルは英国か中国の国務院(政府)が、3月の全国人民代表大会(全人代)中に援助省あるいは援助庁に相当する「国家国際発展合作署」の創設を提案したという情報が飛び込んできた。国務委員の一人、王勇氏によると、対外援助が中国外交で果たした役割は大き... 2018.06.01 羅針盤
羅針盤 護送船団方式のインフラ輸出か 懸念される民間の国際競争力|羅針盤 主幹 荒木光弥 受注拡大の課題(一社)日本経済団体連合会(経団連)は、3月20日付で2017年度版の「戦略的なインフラシステムの海外展開に向けて」と題する提言を発表した。第1部は、インフラ海外展開に関する政府の取り組みと官民連携。第2部はインフラ輸出先の主... 2018.05.01 羅針盤
羅針盤 中国に翻弄される太平洋島嶼国 戦略的要衝―パラオの危機|羅針盤 主幹 荒木光弥 戦略的要衝日本は現在、明治150年を迎えている。さて、周知の「天気晴朗なれど波高し」とはロシアのバルチック艦隊との日本海海戦で東郷元帥が発した第一声である。ところが、現在ではロシアに代わって中国が台頭し、東シナ海から太平洋へ戦略的な膨張政策... 2018.04.01 羅針盤
羅針盤 前代未聞のJICA資金ショート事件 ODAを支える者たちを泣かしてはならない|羅針盤 主幹 荒木光弥 実態は不明国際協力機構(JICA)に前代未聞の資金ショートが昨年9月頃から発生し、その事実が10月、11月、12月で顕在化して、週刊誌『サンデー毎日』が12月17日号で「国際協力機構“資金不足”に?―“受注60億円減る”業界団体悲鳴」と初め... 2018.03.01 羅針盤
羅針盤 「今のODAはもう古い」 新しい市民感覚による再構築を|羅針盤 主幹 荒木光弥 日本発信の国際協力新年おめでとうございます。昨年は本誌創刊50周年を記念して、「変わりゆく世界とこれからの国際協力」というテーマで小論文コンテストを催した。応募してきた論文には、変わらなければならない国際協力への市民感覚が詰め込まれていた。... 2018.01.01 羅針盤