羅針盤 「ODA事業の戦略的展開」開発コンサルタント提言の時代感覚|羅針盤 主幹 荒木光弥 試練の“選択と集中” 「わが国ODA事業の戦略的展開に向けて」と題する提言が、日本の開発援助を頭脳、技術の両面から支える開発コンサルティング企業集団の海外コンサルティング企業協会(ECFA)から1月25日公表された。 その中身は、提言の視座... 2013.04.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 「雇用創出」がアフリカ最大のニーズ 民間の貿易、投資がカギを握る|羅針盤 主幹 荒木光弥 失業が社会不安の元凶 アフリカでは25歳以下が全人口の3分の2を占めている。だから、若年労働者の失業率は35%にも達している。 ところが、若年労働者は現金収入を求めて、地方から都市へ大挙して集まってくるので、都市部の若年失業率は一気にはね上... 2013.03.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 アフリカ農業開発の暗い影 世界の穀物輸出の“草刈り場”|羅針盤 主幹 荒木光弥 国際的な“負のインパクト” 国際社会が協力してアフリカ開発の枠組みをつくっていこう、というのがアフリカ開発会議(TICAD)である。20周年目に当たる今回の第5回会議は、日本のホスト役で来る6月1~3日にかけて横浜で開催される。 しかし、「... 2013.02.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 援助大競争時代 新たな参入者―新興国|羅針盤 主幹 荒木光弥 地盤沈下のヨーロッパ 2013年元旦。新年おめでとうございます。 国際社会は大きく変動している。それを国際開発、開発援助の分野において展望してみると、「援助大競争時代」の出現が予想される。それは端的に言うと、台頭する新興国が外交の手段として... 2013.01.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 どこへ向かうのか援助の潮流 新次元の国際開発のすすめ|羅針盤 主幹 荒木光弥 後期老年期のODAか 「日本の途上国援助―歴史の証言」シリーズの2000年代が12月に弊社から出版される。これは、筆者が2001年1月から2010年12月までの10年間にわたって書き続けてきた本誌の巻頭言「森羅万象」や「羅針盤」を再編したも... 2012.12.01 羅針盤荒木光弥
羅針盤 「チャイナ・リスク」 どこへ行くのか日中関係|羅針盤 主幹 荒木光弥 中国脱出の本邦中小企業 尖閣列島をめぐる日中関係は、かつてないほどの劣悪な事態へと陥った。9月に発生した中国人たちの「反日デモ隊」は、自然発生というより計画的に全国で組織されたかのように、“愛国無罪”を叫んで日本政府の代表部である大使館のみ... 2012.11.01 羅針盤荒木光弥