羅針盤

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改定始まる「ODA大綱」 新ネーミングと役割の拡大|羅針盤 主幹 荒木光弥

大綱の嚆矢 「ODA大綱」の見直しが3月31日から始まった。 今回は3回目の改定である。 初回は1992年、そして2回目が2003年であった。ちなみに、筆者は2回目の改定作業にも参加している。 それでは、最初に大綱の歴史的背景を描いてみよう...
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地域着眼の「官民連携」援助 ODA実感が各地に浸透するか|羅針盤 主幹 荒木光弥

援助としての中小企業技術 関東が異常な大雪に襲われた翌日(2月15日)、三重県津市で「中小企業海外展開支援セミナー」が外務副大臣、三重県知事も出席して、外務省、国際協力機構(JICA)中部の主催、三重県、日本貿易振興機構(ジェトロ)三重の共...
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政府開発援助はどこへ行く 注視される外交政策的活用|羅針盤 主幹 荒木光弥

高所得国にも無償適用か 政府は無償の資金援助を政策的に活用することを検討している模様である。 もっと正確に言うと、外交政策的に活用するということは、これまでの無償資金は所得水準が低く開発資金の借入れ能力のない開発途上国を対象にしてきたが、こ...
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受け身型援助から提案型援助へ 要請システムの矛盾を突く|羅針盤 主幹 荒木光弥

要請システムの工程ロス 開発援助の考え方やあり方が国際的に流動化している。今回は日本の開発援助の要請主義に言及してみたい。 この問題は日本の開発援助改革の根本問題であると久しく言われながらも、これといった見直しもなく今日に至っている。要請主...
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アジアの頼れる相談役“日本” 軍事大国でないことが条件|羅針盤 主幹 荒木光弥

軍事大国を目指さない日本 新年おめでとうございます。 新年の開幕は雁(がん)の話からです。 日本の晩秋に北方から渡来し、翌春に再び北方に飛び去る雁の群れは、見事な飛行編隊を組んでいる。その先頭には必ず群れを目的地に誘導するリーダー格の雁がい...
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