羅針盤

経済協力史に見る日韓関係 日本にとって宿命的な朝鮮半島|羅針盤 主幹 荒木光弥

対韓経済協力の歴史 日韓関係が紛糾している。それは今に始まったことではない。そして、いつの場合でも、経済問題であっても、日本の軍国主義時代の「慰安婦」や「徴用工」問題が引き出され、現代日本を精神的に脅迫している。そして日本は譲歩を余儀なくさ...
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タイド/アンタイドの谷間で揺れるインフラ輸出と円借款協力|羅針盤 主幹 荒木光弥

不安定な国際入札 アフリカ円借款協力で国益と援助本来の目的との谷間で悩ましき葛藤が生まれている。 その援助案件はアフリカA国とB国を結ぶ国際的な国境橋建設である。これへの円借款協力は、基本的にアンタイド(ヒモ付きなし)。しかし、アンタイドに...
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世界最悪のアフリカ難民 問われる欧州の歴史的責任|羅針盤 主幹 荒木光弥

最大の東アフリカ難民 第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が8月、横浜で開催された。会議ではどうしたらアフリカは発展するかが議論されたが、現実には避けて通れない悲しい現実がアフリカにはある。それは際限なく続く難民の波だ。この波は今、津波と...
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“地球最後の巨大市場”アフリカ 懸念される日本企業の戦略|羅針盤 主幹 荒木光弥

300億ドルの目標達成できず 第7回アフリカ開発会議(TICAD7)が8月28~30日、横浜で開催される。横浜開催は2008年、13年に続く3回目となる。16年に開かれたTICADⅥは、初のアフリカ開催となり、ケニアの首都ナイロビで開かれた...
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波乱万丈の「平成」から「令和」へ 国際協力の回顧と展望|羅針盤 主幹 荒木光弥

紆余曲折の平成時代 約30年間にわたる「平成」が2019年4月で終焉し、「令和」の時代が新たに始まった。今回は平成の時代を回想しながら、令和における国際協力の在り方について考察してみたい。 1989年から始まった平成の初期、社会にはまだ「昭...
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「改革か廃止か」 狂い始めたヒモ付き円借款|羅針盤 主幹 荒木光弥

アジア通貨危機の遺産 今、日本のタイド・エイド(ヒモ付き援助)である円借款の「本邦技術活用条件」(STEP)の在り方が、問われている。 STEPとは、SPECIALTERMS for ECONOMIC PARTNERSHIPの頭文字をとった...
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